壁に油性ペンがついちゃった時の対処法とは?壁紙を傷めずに汚れを落とす裏ワザをご紹介します!
ふと目を離した隙に、「子どもが壁に落書きをしていた!」「しかも油性ペンだ、どうしよう…。」
という出来事を経験した事はありませんか?
油性ペンって、壁に一度ついてしまうと中々落ちないですよね。
一度ついてしまった油性ペンの汚れは、中々落ちないうえに、落とす事に必死になってしまい、「ついつい壁紙をゴシゴシこすってしまった!」「こすった結果、壁紙が傷んでしまった…。」
このような経験をした方も多いのではないでしょうか。私自身、知識がないままゴシゴシこすっていまい、とても後悔したことがあります。
●壁紙を傷める事なく、油性ペンの汚れを落とすにはどうすればいいの?
これらについて、徹底的に解説していきます。
それでは早速、詳しく見ていきましょう。
目次
油性ペンに含まれている成分を知って効率的に汚れを落とそう
壁に油性ペンの汚れがついてしまい、落とす事に精一杯になってしまって、ただやみくもに壁をゴシゴシ擦ってしまっては、せっかくの壁紙を傷める事になってしまいます。
壁紙を傷めてしまっては、元も子もないですよね。
その為にも油性ペンに含まれている成分をしっかりと把握し、壁紙を傷める事なく汚れを落としましょう。
では、油性ペンにはどのような成分が含まれているのでしょうか。
油性ペンは、主に4つの成分から出来ています。
・着色剤
・定着剤
・樹脂
油性ペンと違い、簡単に落とせる「水性ペン」にも、油性ペンと同じく着色料と溶剤は含まれています。
油性ペンの成分と水性ペン成分の大きな違いは、「溶剤の違い」です。
水性ペンと違い、油性ペンの溶剤は揮発性が高いため、乾きやすく、耐水性に優れています。
また、油性ペンには「樹脂」や「定着剤」という物が含まれています。
この「定着剤」には、「ビニールやプラスチックに油性ペンで文字を書いてもはがれないようにする」という効果があります。
この成分があるおかげで、油性ペンは滲みにくく、ビニールやプラスチックに書いてもはじいてしまう事も無く、使う事が出来ます。ですが、この定着剤こそが、油性ペンを落としにくくする一番の原因になってしまうんですね。
では、一体何を使って油性ペンの汚れを落としたらいいのでしょうか?
効果絶大!?油性ペンの汚れを落とす意外なものとは?
実は身近にあるも物が、意外に効果があると言われています。
その方法をご紹介していきますね!
消しゴムでこする
壁についてしまった油性ペンの汚れを、ゴシゴシこすって落とすことができます。
みかんの皮で落とす
みかんの皮には、「リモネン」という成分が含まれています。
この「リモネン」こそが、油性ペンの汚れをを溶かす役割を持っています。②ゴシゴシこすって汚れを落とす。
意外なもので汚れを落とすことが出来ますね。
ですが、この2つの方法では壁紙を傷めることなく、油性ペンの汚れを落とすことができません。
例えば賃貸の建物に、消しゴムやみかんの皮を使うのはちょっと勇気がいりますよね。では、何をどう使って油性ペンの汚れを落としたらいいのでしょうか?
油性ペンを落とす物の成分に注意しよう
壁についてしまった油性ペンは、石油から作られた「有機溶剤」という物使って、汚れを落とすのが効果的と言われています。
ですが、この「有機溶剤」こそが、壁紙を傷つけ、傷めてしまう大きな原因です。
せっかくなら壁紙を傷める事なく、油性ペンを落としたいですよね。
実際に何を使って、油性ペンを落としたらいいのでしょうか?いくつかご紹介していきたいと思います。
油性ペンを落とすのにおすすめな物と落とし方
壁についてしまった油性ペンの汚れを落とすには、エタノールや塩素系漂白剤を使う方法と、アルコール除菌スプレーやメラミンスポンジを使って落とす方法があります。
<エタノールや塩素系漂白剤を使って落とす方法>
・エタノール
・ティッシュ
<やり方>
①エタノールや塩素系漂白剤をコットンに含ませる。
②コットンを油性ペンの汚れにあてる。
③軽く叩いて油性ペンの汚れの汚れを落とす。
<気をつけたいこと>
・必ず狭い範囲から始める。
・強く叩きすぎない
・あまりにも汚れが落ちない場合は、コットンにエタノールや塩素系漂白剤を含ませ、汚れにあててパックをする。
<アルコール除菌スプレーやティッシュを使って落とす方法>
用意する物・アルコール除菌スプレー
・ティッシュ
・メラミンスポンジ
<やり方>
①ティッシュにアルコール除菌スプレーを含ませる。
②油性ペンの汚れがついたところにティッシュをあてて、汚れを浮かす。
③メラミンスポンジでこする。
<気をつけたいこと>
・必ず狭い範囲から始める。
・無理にこすり過ぎない。
油性ペンには、塩素系漂白剤やエタノールを使うことをおすすめします。
また、アルコール除菌スプレーは、有機溶剤と似たような働きを持っており、壁紙を傷める事もなく、油性ペンの汚れを落とすことができます。
ですので、壁についてしまった油性ペンのインクを溶かし、浮かせる事が出来ます。
「有機溶剤と似てるのであれば、壁紙を傷めてしまうのでは?」
そう思う方もいらっしゃると思います。
ですが、アルコール除菌スプレーと有機溶剤の大きな違いは、「作用が穏やかで優しい」という所です。
アルコール除菌スプレーは、手指の消毒にも使われる為、有機溶剤より優しく油性ペンの汚れを落とす事が出来ます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
油性ペンの汚れを落とすための商品は、探せば売っています。
そういった物を使って、油性ペンの汚れを落とすのもいいですね!ですが、お子様がいるご家庭は、出来れば身近な物で手軽に済ませたいと思いますよね?
今回は家にあるもので簡単に落とせる方法をご紹介しました!
少しでも、この記事を読まれた方のお役に立てれば幸いです。