正しい立ち方で骨盤の歪みを矯正!「姿勢美人」なれる方法をご紹介します!
骨盤の歪み、という言葉を聞いたことがありますか?
おそらく誰でも、一度は聞いたことがあると思います。
骨盤の歪みは男性よりも女性のほうが多いのですが、直接骨盤を目でみることはできないため、
どこか他人事…という人も多いのではないでしょうか。
実際私も、30歳を過ぎるまでほとんど気にしていませんでした。
しかし30歳を過ぎた今、骨盤の歪みという言葉には非常に敏感になってしまっています(笑)
骨盤の歪みは様々な不調・トラブルの原因になるだけでなく、姿勢を悪くする原因にもなるもの。
意識して改善、骨盤の歪みを矯正していく必要があるのです。
● 骨盤の歪みを矯正できる立ち方があるの?
こんな疑問を、解決していきましょう。
それでは早速、見ていきましょう!
骨盤の歪み、大丈夫?簡単なセルフチェック
骨盤の歪みが気になる…とは思っていても、
実際に自分の骨盤が歪んでいるのか分からないという人は多いです。
骨盤の歪みはパッと見で分かるものではないので、
なんとなく「私は大丈夫」と思ってしまうことも。
簡単な方法なので、ぜひ試してみてください。
- 仰向けになり、足を伸ばして肩幅に開く
- リラックスして、腰から下を左右にユラユラ揺らす
- 頭を起こして、つま先の角度を見る
つま先の角度が80度~90度のV字になっていれば、骨盤の歪みはありません。
しかし、
- つま先の角度が左右で非対称的
- 80度~90度より明らかに狭い、もしくは広い
このような場合は、骨盤の歪みが考えられます。
上記のセルフチェックが難しい、やりにくいという人は、こちらもおすすめ。
- 仰向けになり、膝を立てる
- 両足の膝をつけて、そのまま左右に倒す
このとき、痛みがあったり倒しにくかった場合は、骨盤が歪んでいる可能性が高いです。
私も膝を曲げるセルフチェックをやってみましたが、
左右どちらもスムーズに曲げることはできませんでした…。
自分が思っている以上に、私の骨盤の歪みは深刻なのかもしれません。
骨盤の歪みには3つのタイプがある
骨盤の歪みと一言で表すことが多いですが、
骨盤の歪みには3つのタイプがあることをご存知でしょうか。
- 前傾タイプ
- 後傾タイプ
- 開きタイプ
それぞれについて、簡単に説明します。
〈前傾タイプ〉
骨盤が前傾している人は、胸やお尻が突き出たような姿勢になります。
前傾タイプは女性に多く、大半の人は前傾タイプなのだとか。
特にヒールを履く人は重心が前にかかるため、骨盤が前傾しやすいと言われています。
〈後傾タイプ〉
後傾タイプは、上半身が後ろに下がるため、背中を曲げて頭が前に突き出た姿勢になります。
骨盤周辺の筋力が弱い人がなりやすく、ある程度年齢のいった人は、後傾タイプであることが多いです。
〈開きタイプ〉
骨盤の開きは、主に出産経験のある女性に起こります。
産後、ホルモンの関係で骨盤が開いたままになってしまうことが原因と言われていますが、
足を組む、あぐらをかくなどの日常動作で骨盤が開いてしまうことも少なくありません。
私は普段はほとんどヒールを履きませんし、子供を3人産んでいることからも、
おそらく「骨盤の開きタイプ」の歪みだろうな…と思いました。
骨盤が歪むとどうなる?
骨盤の歪みについてお話ししてきましたが、骨盤が歪むとどんなことが起こるのでしょうか。
特に問題がないのであれば、たとえ骨盤が歪んでいても放っておいてもいいかな、
なんて思いますよね。
骨盤の歪みによって起こりうるトラブルを、まとめてみました。
- 肩凝り
- 腰痛
- 冷え性
- 便秘
- むくみ
- 下半身太り
- O脚・X脚
- 生理痛がひどくなる
- 太りやすくなる
- 姿勢が悪くなる
骨盤は多くの内臓を支えている部位でもあるため、歪むと様々なトラブルの引き金になります。
骨盤の歪みと便秘は一見関係なさそうに見えますが、
骨盤の歪みによって腸が圧迫されることにより、スムーズな排便ができなくなってしまうのだとか。
また、腰痛は骨盤と腰が近いためなんとなく分かりますが、
肩凝りまで骨盤の歪みのせいだなんて驚きですよね。
骨盤の歪みによるトラブルは、全身に及ぶことがわかります。
人によっては体の不調だけでなく、
- 食欲がなくなる
- やる気がでない
といった、心のトラブルの原因になることもあるそうです。
たかが骨盤の歪みと考えていると、大変なことになりかねません。
私も、腰痛や便秘、冷え性などに長年悩まされてきていますが、
言われてみれば確かに出産してからひどくなったような…。
骨盤の歪みによる症状だとしたら、やはり根本的な原因である
「骨盤の歪み」を改善するしか解決策はありませんね!
骨盤の歪みを矯正する正しい立ち方は
骨盤の歪みを矯正する方法はたくさんあるのですが、ここでは毎日の「立ち方」に注目してみましょう。
立ち方を少し意識するだけでも、骨盤の歪みを矯正することは可能なのです。
特別なことだと続かないという人も、毎日の立ち方を意識するだけなら
続けられるのではないでしょうか。
私もかなりの面倒くさがりで、エクササイズなども続いた試しがないので、
立ち方だけでいいならありがたいです!(笑)
立ち方のポイントは、こちら。
- お尻にキュッと力を入れる
- つま先をやや外側に向ける
- 首ごと後ろに引く
立つときは、必ずお尻に力を入れるようにします。
お尻に力を入れると骨盤を締めることに繋がり、結果として両足に均等に力が入るようになるのです。
普段、左右どちらかの足に体重を乗せて立ってしまう癖のある人は、意識して「両足に体重をかける」ようにしてみましょう。
お尻に力を入れると、自然に均等に体重がかかるようになりますよ。
また、頭が前に出ている猫背の人は、首から後ろに引くようにするとバランスが良くなります。
骨盤の歪みを矯正する立ち方は、姿勢の良い立ち方。
意識するだけで骨盤の歪みも矯正され、なおかつ姿勢も美しくなるなんて一石二鳥ですね!
慣れるまではお尻に力を入れるのは疲れますが、意識して取り組んでいこうと思います。
● 骨盤が歪むと、心身に様々な悪影響を与えてしまう
● お尻にキュッと力を入れて立つと、骨盤の矯正につながる
骨盤の歪みは日常動作で起こるので、矯正も日常動作で可能。
立ち方を意識して、骨盤の歪みを楽々矯正していきましょう!