トリートメントって何分おくのがベスト?正しい洗い方をご紹介!
トリートメントの効果を最大限に発揮するためには、トリートメントをつけてから何分おくと良いのでしょうか。
めんどくさいからすぐに流してしまうという人もいれば、できるだけ長く放置しておくという人まで様々。私は究極のめんどくさがりなので、トリートメントをつけてから何分も待つことができず、わりとすぐに洗い流してしまっています。
本当はもう少しつけておくほうがいいんだろうな~と思いつつ、すぐに洗い流しちゃうんですよね。
だからこそ、「トリートメントは何分おくのが最適なのか」が気になり、調べてみることにしました!この記事では、以下のことについて書いています。
● トリートメントを使った、正しい髪の毛の洗い方
それでは、見ていきましょう。
トリートメントとコンディショナーの違いって?
そもそも、トリートメントとコンディショナーの違いとは何か、知っていますか?
どちらもシャンプーのあとに使うものという認識ですが、どんな違いがあるのかまで考えたことはありませんでした。
トリートメントとコンディショナーの違いは、【栄養補給】ができるかどうか。
手触りを良くしたり(コーティング効果)、ダメージを補修する効果はどちらにもありますが、髪の毛の内部に栄養を届けることができるのは、トリートメントだけなのです。
健康できれいな髪の毛をキープしたい人は、日常的にトリートメントを使うことがおすすめです。
トリートメントは何分おくと良いの?
さて、ここからが本題。
トリートメントは何分おくと良いのでしょうか。
先に結論を言ってしまうと、トリートメントの放置時間としてベストなのは、【5分~10分】です。
10分以上はおきすぎなので、10分以内には流すようにしてください。
とはいえ、冒頭でも触れたように「トリートメントは長くおいたほうが髪のために良い」と思い込んでいる人も多いもの。
確かに、長くおけばおくほど成分が浸透していきそうですし、トリートメントの効果を得られそうな気がしますが…、これは間違い。
理由としては、「髪の毛に浸透する成分は決まっている」ことが挙げられます。
実は、いくらトリートメントを放置しておいても、髪の毛に浸透する成分というのはあらかじめ決まっているため、効果は変わりません。
より効果が得られそうという理由でトリートメントを長時間つけっぱなしにしているのだとしたら、それは時間の無駄だった、ということなのです。
これはどんなに高級なトリートメントでも同じで、浸透する成分は決まっています。
浸透する成分が浸透してしまえば、もうそれ以上の効果は得られない、ということですね。
トリートメントを長時間流さないとどうなる?
とはいえ、感覚的に「トリートメントを長くつけおきしておきたい」という人もいるでしょう。
効果は変わらないとしても、その効果そのものはハッキリと見えるわけではないので、自分が満足するために10分以上おいておいてもいいのでは?と思いますよね。
しかし、トリートメントを長時間流さずにおいておくことは、かえって頭皮や髪の毛にとって悪影響となる可能性もあるため気を付けなくてはなりません。
トリートメントを長時間流さないことで起こりうるデメリットは、こちら。
- 髪の毛や頭皮のべたつきを招く
- 頭皮トラブルの元になる
トリートメントを触った手は、滑りが良くてややヌルヌルしていますよね。
髪の毛も同じ状態であることを忘れずに。
時間が経てば経つほど、トリートメントは髪の毛の根元や頭皮に垂れてきます。
しっかり洗い流したつもりでも、意外と根元や頭皮についたトリートメントは残ってしまっていることも。
トリートメントの洗い残しは、ベタつきや頭皮トラブル(フケやにおいなど)の原因にもなりかねません。
せっかくのトリートメントで頭皮トラブルが起こってしまっては、元も子もありませんよね。
トリートメントの効果だけを得て、デメリットが生じないようにするためにも、トリートメントは【5分~10分】で流すことが正解なのです。
トリートメントを使う手順と正しい洗い方
最後に、トリートメントを使う手順と正しい洗い方をご紹介しておきます。
トリートメントは、正しく使うことでより高い効果を発揮することができるもの。
そのためにも、手順や洗い方はしっかりと頭に入れておいてくださいね。
2. ぬるま湯でシャンプーをしっかり流す
3. タオルドライで余分な水分を落としておく
4. 毛先からトリートメントをつける(※根元、頭皮にはつけない)
5. 目の粗いコームでとかす
6. 手のひらで髪の毛を挟む
7. 5分~10分おく
8. ぬるま湯でしっかりと洗い流す
シャンプーを洗い流したあと、髪の毛の水分をしぼってからトリートメントをつけているという人もいると思いますが、髪の毛の水分はタオルドライでしっかりと落としておきましょう。
髪の毛がびしょびしょだと、トリートメントが薄まってしまって、効果が半減してしまいます。
また、トリートメントは髪の毛のために使うものなので、頭皮につける必要はありません。
頭皮につけるとトラブルの元なので、根元や頭皮は避けて塗るようにしてくださいね。
そのあとのひと手間として、コームで梳かすとgood。たったこれだけのことで、トリートメントが髪の毛全体に浸透するようになるので、お風呂場に目の粗いコームを1つおいておくことをおすすめします。
私はいつも、シャンプーを洗い流したあとに手で適当に髪の毛をしぼり、髪の毛を撫でるようにトリートメントをつけていました。
これではもったいないということが分かったので、早速今日からはタオルドライとコームを実践してみようと思います。せっかく髪の毛のためにトリートメントを使うのですから、きちんと効果が得られなくては意味がありませんからね。
まとめ
トリートメントを何分おくと良いのかと、正しい洗い方についてお話ししました!
● 長くおいてもトリートメントの効果は変わらず、むしろ頭皮トラブルの原因になる可能性もある
● トリートメントは毛先からつけていき、根元や頭皮にはつけない
正しく使うことで、より高い効果が得られるトリートメント。
慣れるまではちょっとめんどくさいかな…と思うこともありますが、きれいな髪の毛を維持するためにも、トリートメントは正しく使っていきましょう!